千葉市の川コンセプトブック「優しい流れに会いにゆく」

千葉市の川の魅力がよくわかる本

加曾利貝塚をはじめ世界有数の貝塚密集地帯である千葉市。下総台地を削って形成される谷津地形には田んぼが広がり、北総地域の特徴的な風景をつくる。数千年以上も昔から、人々は川とともに暮らしていた。
農地改良や都市化が進み、まちが川に背を向けるようになると、川は市民の意識からだんだんと遠のいていった。ついには沿岸を全て埋め立ててしまった千葉市は、日本の経済成長と引き換えに身近な川の風景を失ってしまったかのように思えた。この本は、そんな千葉市に身近な川の風景を取り戻すための、第一歩である。
魅力的な写真と柔らかい文章。川を大切にする人たちへの取材。実地調査にもとづいた魅力発見マップ。千葉市には、他市に引けを取らないほどの数多くの魅力的な水辺が残されていることが分かる一冊。
千葉市ウェブサイトからデジタルブック版が閲覧可能。

千葉市の川コンセプトブック「優しい流れに会いにゆく」
発行年月:2024年8月
発行:千葉市都市局都市政策課かわまちづくり班 企画:オリエンタルコンサルタンツ 取材・編集・デザイン:青空編集事務所 地図・年表:みちくさ設計事務所 協力:千葉市立郷土博物館・千葉市立加曽利貝塚博物館 印刷・製本:三陽メディア

受賞・掲載:朝日新聞(2024/10/9朝刊)

詳細:千葉市ウェブサイト